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くじらとぺんぎん日記

すきなものについて語る場所になります。たのしかったことを詰め込みます。ゆるるとまるる。

図書館戦争の今後の展望~海猿に学ぶLMの可能性~

図書館戦争の今後について。

 

は?THE LAST MISSIONって書いてあるじゃねーか。わかってます。知ってます。でもLMの頭文字は信用しないって「THE LAST MESSAGE 海猿」で学んだんだからな!!!!!(まさかの海猿

というわけで、映画2作目の感想などを述べつつ、今後の個人的展望について。

 

とりあえず、感想としては実写ものとしては成功かと思います。ビジュアルと世界観は大事にしてくれてるのがひしひし伝わってきて、本人たちが続編をやりたがったのも作品愛が伝わってくるなぁって。原作ファンでも受け入れてる人が多い印象。

 

(1)LMの内容整理

内容としては3巻の「図書館危機」がメイン。BOMで図書館内乱をなぞった形だったので、妥当かと。査問、手塚慧の策略、王子様の正体、茨城県展、水戸基地と司令の勇退。「図書館革命」の要素としては市街地戦と郁の告白ぐらいかと。うまくまとめたかな。

ただ物語として辻褄が合わない部分ももちろんありまして。

まず整理しとこうかなって。

①査問会で、郁が言質をとらせた。

あの否を認める発言は正直いただけなかった。郁が堂上のことを王子様だと認める場面はあそこに突っ込むしかなかったのと、その後の展開(査問会の継続)という2点で致し方ないところではあるけども。「やってない」ことを曲げる郁を見たくなかった。

②市街地での火器使用。

結局あの時点で許可は降りてなかったはずなのだけど、それを破った良化隊、ヒールとして強調する意味でありだとは思う。しかし、その火器使用許可について何も回収がなかった。許可が降りて無かったなら、完全にルールを外れた良化隊という描き方をして欲しかった。一言でも県知事が良化隊に向かって批判するような発言なりが欲しかった。その後何かあってしかるべきだったかと。

③書店への不法侵入。

鍵かかってる書店の鍵ぶっ壊して入ったらあかんでしょ。いや、二人がはじめて出会った書店を思い出しながら、二人が向かい合うっていうのはすごく良かったけど、そっちが気になってしゃーなかったわ。店血まみれだしな。せめて郁が始末書書いたっていうオチが欲しかった。

④菅原館長の処分。

そういや、戦闘の途中から姿見なかったけど、あんたどこにいたのよ?どっかに吊るし上げられてるなり、追放されるなり、良化隊との絡みがあるなりあるでしょう。蔵書を良化隊へ移管したという重罪を犯してそのまま?いや、ないと思うけど、それがほったらかしだな~っていうのが心残り。水戸のその後もおり込めたらなお良しだった。

⑤郁が王子様の正体を知っていることを知らない堂上。

うーん、これは難しい。でもLMで終わりにするつもりならここは済ませて欲しかった。これは正直次があるなら、よし、我慢しよう、となる。次があるなら。

 

 

(2)次回作へのハードル 

仮に次があるならを過程して進みます。

革命の話を実写する際に何がハードルになるのか。

①解散した未来企画。

LMの中で手塚慧がそこそこ悪い正義に振り切ってるなと印象。原作では未来をしっかり見据えた正義のため、というのが伝わりにくかった。ただのカルト集団かのような扱いをされていたのが不本意。手塚慧はもっと頭の良い人間なのに、弟もかわいくて仕方がないのに、そこがいいところなのに~!!検閲の根絶のために図書隊を一旦さげるという選択も、「図書隊を解散させる」と一言に集約されすぎててもったいない。そんな短絡的なものじゃないんだよ!というもどかしさはあった。

でもレストランで

「君たちに世界を変えることはできない」

っていう台詞を聴いたときによぎった

「いやあんた4年前は僕たちは世界を変えることができない。*1って言ってましたやーん」

という無駄ツッコミをしたくなるくらいには気になった。

もちろん演技はすごく良かった。チビに上からメンチ切る慧はすっげーかっこよかった。

②市街地戦

革命のキモとなる雨の中の市街地戦。これは大規模だし、どうしても市街地を使わざるを得ないし、原作通りにいくならかなり大掛かりになるから代替案等が出ないと難しいのか。あと大阪も出てくるし、大使館とかが絡むとそう簡単にやってほしいとは言いづらいな。

③郁の告白

 もう告ってるわ。

いやでも病室で更に言わせてちゅーする堂上教官が見れてないから、まだ完結していない。このまま逃げようなんて許さないからな、堂上!!!!

半分冗談のような、本気のような。でもLMの最後はカミツレのお茶を飲みに行ったであろう2つのカップだった。これは革命への序章だと捉えるよ???

 

 

(3)海猿から学ぶド派手アクション邦画の可能性

海猿とは。みなさんご存知の伊藤英明主演、海上保安官のアクションものです。これはマンガ原作モノでの成功例。

・映画1作目『海猿 ウミザル』(2004)

 (動員数?、興行収入17.4億円)

・テレビドラマ『 海猿 UMIZARU EVOLUTION』(2005)

 (平均視聴率13.2%(最高17.8%、最低10.7%))

・映画2作目『LIMIT OF LOVE 海猿』(2006)

 座礁フェリーでの救出

 (530万人動員、興行収入71億円)

・映画3作目『THE LAST MESSAGE-海猿』(2010)

 完全オリジナルストーリー、天然ガスプラント「レガリア」火災事故

 (537万人動員、興行収入80.4億円)

・映画4作目『BRAVE HEARTS 海猿』(2012)

 ジャンボジェット機海上着水

 (570万人動員、興行収入72億円 )

 

原作付きのもので<映画→ドラマ→映画>という流れは同じ。1作目の興行収入もどっこい。ふむ。これは2作目の映画次第で何かあると期待したくなるし、実際2作目で結果を出しているものもある。まあ海猿の場合は連ドラっていうのも大きかったかと思いますが。

 海猿も本格的な救助シーン等お金も時間も手間もかかるものがメインになっているから、図書館戦争もそこは続編ができない言い訳にはならないいかな~。

ただ、海猿の決定的な違い?は原作持ちだけど、海保という設定と主人公仙崎の名前以外ほぼオリジナルっていいうことでしょう。ヒロイン環菜の名前すら違う。あそこまで振り切ってもらえると見る方も気にならないですけどね(私はマンガ先行タイプだった)。メインとなる事故の順番も全然違います。だからこそ、TLMで完全オリジナルストーリーを突っ込んだり、原作にないキャラを違和感なく登場させることができたり、自由度が高かった。そういう部分では原作にできる限り忠実な(もちろん多少のいじりはあるにせよ)図書館戦争が今後どうなるかは要観察かと思っています。

 

 

以上を踏まえてオリジナルストーリー(原案有川浩)で革命に代わる良化隊との最後の戦い、

もしくは、2時間スペシャルドラマ別冊ベタ甘でオカダの地上波ラブシーンを希望する所存です。