くじらとぺんぎん日記

すきなものについて語る場所になります。たのしかったことを詰め込みます。ゆるるとまるる。

オリジナルキャストを背負うということ〜横山くんと安田くんが羨ましい〜

「上を下へのジレッタ」「蜘蛛女のキス」「俺節」をありがたいご縁でそれぞれ観劇することができました。観劇できたので感想か何かを残そうかな、と思ってたんですけど、とりあえずこの気持ちを書いておこうと思ったのでアップします。

それにしてもすごく冷静で情熱的な各担当様の観劇記事を読みますと、自分の感想がカスすぎて生きててごめんなさいってなります。結構真剣に凹んだんですけど、そもそも娯楽(と、ひとくくりにしていいかはアレですが)としての演劇を楽しむのに、深い考察できないと見ちゃいけないんて誰も言ってないわなーって気持ちを持ち直すことにしました。舞台の楽しみ方は人それぞれですよね。

それでも私の感想が中身0のカスという事実は動きませんでしたけども!

 

いや今日はこの事ではなくて、舞台を観た心情というか…直接的な舞台の感想ではなくて、「やっぱ生の舞台さいこー!!!!いええええぇぇぇぇい!!!」っていう舞台で感じた今の状況の最高具合をエイト担の方々にもお伝えしたかっただけです。

 

はい、本題。

 

正直ジレッタと俺節を観た後の感想は「うらやましい」でした。蜘蛛女では感じなかった「うらやましい」はどこから来るのかなあと自分でも不思議だった。

蜘蛛女はトータルしんどいっていう感想。もちろん蜘蛛女もすごく良かったです。だからこそ不思議だった。この気持ちはどこからくるのか誰か教えて…って。

 

そして、先日の俺節の観劇後に友人に聞かれた「マクベスと、どっちが好き?」の質問でなんでかわかった気がしました。(ちなみに答えは保留中)

 

私は、ジレッタと俺節のあの「オリジナルキャストを背負ってる」感がとてもうらやましかったんだと思う。

かっこよかった、おもしろかった、楽しかった、しんどかった。でも一番初めに口をついたのが「うらやましい」だった。

もし将来再演されることがあっても、オリジナルキャストとして最初にこの世に門前一郎として、海鹿耕治として、板の上で生きたのは横山くんと安田くんなのであって、それは絶対揺るがない事実で。そのために0から100へ作り出された何かが絶対にあるはずで。

もし、再演等がなければそれはたった唯一の存在なわけであって。

どちらにしてもとてもすごいことだと思う。そんな舞台世の中にごまんとあるわ、と突っ込まれたらそうなんですけども。

 

 

丸山担としてマクベスしか自担の舞台を観たことがない新規野郎な私にとってはそれがすごく眩しかったんだと思う。だから「うらやましい」。丸山くんがどうあがいても、マクベスという役は演じてきた数々の俳優さんが作ってきた歴史の中にあるから。

もちろんマクベスは本当にすごかったと思うし、贔屓目たっぷりなのも自覚してる。それでも、評価のされ方はどうしても相対的にならざるを得ない。これはもうどうしようもないことで、ネガティヴなことではないんですけど。

 

マクベスや蜘蛛女のキスはそれでしか作られない空気とプレッシャーがあった。今まで演じられてきたその役を自分の中にどう落とし込むかっていうのはオリジナルキャストにはない苦労だったと思う。

他の人が作り上げた100を一度自分のものにしてからもう一度100まで引っ張り上げなきゃいけない。蜘蛛女のヴァレンティンなんて特に逃げ場のない、大変な作業だったんだろうなと想像するだけでしんどかった。はー、しんど。だからその中で勝負できると思ってもらえて、キャスティングされた丸山くんや大倉くんはすごいと思うし、ジレッタや俺節とは別の誇らしさがある。

 

 

つまり何が言いたいかって言うと、 今更オリジナルキャストとして役を生きることのすごさと尊さ実感中。

もちろんジレッタも俺節も原作の漫画があって、脚本があって、演出があった上での役なんですけど、それがあった上で0から考えた時に「横山くんに、安田くんに、この役をやってほしい」って思ってもらえるっていうのは、この役を生きてみてほしいって選ばれたわけで。

それはずっと生き続けると思っていて。蜘蛛女のキスで岡本健一さんの話がインタビューやらあちこちで出ていて、パンフレットにも載っていて。それってずっとオカケンさんのヴァレンティンが生きているってことで。初演キャストの強さを蜘蛛女ですごく感じたのも一つのきっかけかもしれない。もし、もしもだけれど、ジレッタや俺節が将来、後輩主演で再演されてパンフに自担のインタビュー載ったら、どうよ?わたしパンフだけでも買ってとりあえず家宝にすると思うもん(言い過ぎ)(そもそも横山くんもヤスくんも自担ではない)。

 

 

ドラマではない歌があって、映画にはない日々のアドリブがあって。舞台ってすごく役が「生きているなぁ」と感じることが多いと思ってるんです。そういう生きている彼らに触れてめっちゃ刺激を受けた。

だってめっちゃ生き生きしてたんだもん~!門前のモノクロな歌い方でジレッタの世界は色づくし、コージのこぶしでACTシアターっていう世界が震えたんだよ~!最高すぎて身震いする。生きてるってすばらしい~~!!!

 だからこそ0から役を生きる丸山くんを生で見てみたいなという欲が口をついて出てしまいました。「うらやましい」と。煩悩まみれで本当すみません。

 

 

 まあそんな感じで、横山くんとヤスくんめっちゃうらやましいって話でした。

ジレッタと俺節の事ばっかりになってしまったので、蜘蛛女のキスの話はまた今度できたら。